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技術記事

支払う前にポリエチレン管を検査する

第三者検査会社が公開しているのは汎用チェックリストです。箱を数え、ラベルを確認し、積込を撮影する。どんな製品にも当てはまるように書かれているため、ポリエチレン管に固有のものはすべて抜け落ちています。ここに書くのは、私たちが自社から買うとしたら何を見るか、です。

原料倉庫に置かれた袋詰めのバージン PE 樹脂 —— 検査が終わる場所ではなく始まるべき場所

工場がこれを書くことには、当然の反論があります。手前味噌と受け取っていただいて構いません。中身はそれとは独立に成り立ちます。以下の確認はいずれも、まともな買い手なら要求できるものであり、それを渋る供給者は、そのこと自体で何かを語っています。

再生材 —— 最も重大で、最後に表面化する

この業界で最もよくある手抜きは、圧力管に再生材を混ぜることです。実際に金額が浮き、完成した管では見えず、すぐには壊れません —— ゆっくりした亀裂進展として、五年から十年後、留保金がとうに支払われたあとに壊れます。

見て分かるものではありません。つかまえる方法は三つあり、まともな検査はその三つとも使います。

再生材はどう検出するか
確認項目何が分かるかどこで行うか
メルトフローレート(MFR)再生材は一度熱履歴を経ている。MFR がバージン樹脂の申告値からずれる試験室、ロットごと
酸化誘導時間(OIT)熱履歴のたびに酸化防止剤が消費される。OIT が低ければ残り寿命が短い試験室、ロットごと
原料ロットの追跡性そのロットを特定のバージン樹脂の入荷に、供給者の証明書ごと紐づけられるか書類
実務上の試験は MFR と OIT の組み合わせです。追跡性がそれに意味を与えます —— 原料ロットに紐づけられないロットの良好な MFR は、一つの試料が問題なかったことしか証明しません。
Four moments to inspect. During production you can change the run at the lowest cost. Before loading you can reject and have it remade. At loading you can only refuse to load. On arrival you can only argue, having already paid the freight.During productionChange the runcheap to fixBefore loadingReject and remakecheap to fixAt loadingRefuse to loadcostlyOn arrivalArguecostlyCost of finding a problem, by when you look
同じ検査でも、この四つのどの時点でも費用は変わりません。変わるのは、見つかったものに対してまだ何ができるかです。

寸法 —— 平均ではなく最小を測る

SDR が本物かどうかは肉厚で決まります。落とし穴は、平均肉厚が余裕をもって公差内でも、円周上の一点が薄いことがある点です。そして圧力等級を支配するのは、その薄い一点です。

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    外径を二方向で

    同じ断面で九十度ずらして。その差が真円度であり、圧力と同じくらい接合にも効きます。

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    肉厚を円周六点で

    二点でも四点でもなく。六点の最小値が規格と突き合わせる数字であり、ばらつきはダイの芯出し具合を教えてくれます。

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    長さと切断面の直角度

    直角でない管端は、バット融着のたびに面取りの時間を食います。長い区間ではそれが何時間にもなります。

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    コイル管では特に真円度

    コイルは保管中に扁平になります。丸め直し機が手元にあるとは限らない掘削溝ではなく、納品時に確認してください。

切り出した管サンプルの肉厚をノギスで測定しているところ
六点、輪切り一枚、二分。一回の測定に切り詰められがちな確認であり、一回の測定では薄い一点は見つかりません。

水圧試験 —— 実際に行われたのはどちらか

証明書の「水圧試験済み」は、まったく異なる二つを指しうる言葉です。そしてその差は、漏れの確認と設計寿命の裏づけとの差です。

二つの試験と、それぞれが示すもの
試験時間何を示すか
20 °C 短期100 時間そのロットが今、定格圧力を保持すること
80 °C 長期高温で 165 時間50 年という設計前提の加速的な裏づけ
短時間の加圧確認数分設計寿命については何も —— これは漏れの確認
50 年という主張を支えているのは 80 °C の試験であり、最も欠けやすいのもこれです。どちらを、何度で、どれだけの時間行ったのかを確認してください。

カーボンブラック —— 含有量と分散は別の試験

黒色 PE 管は紫外線からカーボンブラックによって守られており、量と均一さの両方が効きます。含有量は通常 2〜2.5 % で規定されます。分散は顕微鏡で等級づけられ、分散が悪ければ含有量が合格でも紫外線に弱い箇所が残ります。

本物の証明書に載っているもの

  • ロット番号または製造ロット、そして受け取った管と結びつける手段 —— 同じ番号が印字表示にあるはずです。
  • 樹脂グレードと原料ロット番号。「PE100」だけでは足りません。
  • チェックではなく数値としての結果。「MFR: 0.22 g/10 min」は結果、「MFR: 合格」は主張です。
  • 各結果をどの規格で測定したか。要求値と突き合わせられるように。
  • 試験日と、実施者の署名。
  • 梱包明細および請求書と一致する数量と寸法。

積込 —— 検査に合格したあとに起きる損傷

管は丸いまま工場を出て、誰も認めたがらないほどの頻度で扁平になって届きます。ポリエチレンは持続荷重でクリープし、まずい積み方をされた山が高温のコンテナで六週間置かれれば、変形して到着します —— それは最初のバット融着で表面化します。

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    入れ子

    小口径を大口径の中に入れるのは運賃の節約になり、問題ありません —— 内側の管が支持され、外側の管頂に自重を預けていない限りは。

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    積み高さと支持

    最下段は航海のあいだじゅう上の全部を支えます。コンテナ床ではなく角材の上に置くべきであり、積み高さは SDR を踏まえて決めるべきです。

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    結束と端部キャップ

    結束は形を保ち、端部キャップは汚れと小動物の侵入を防ぎます。どちらも積込写真に写っていなければなりません。

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    三段階の写真

    番号の見える空コンテナ、積込途中、そして封印番号が読める封印済みの状態。好意としてではなく、支払条件として要求してください。

輸出向けに管と継手を扉際まで積み込んだコンテナ
山の組み方が、到着するものを決めます。積付不良による扁平は、あとで誰かが払ってくれる輸送損害ではありません —— ここで見つけるか、見つからないかです。
積込前、口径と等級ごとに保管された在庫。コンテナが来る前にヤードで行う検査には不合格にする余地がありますが、扉の前で行う検査にはありません。

いつ検査するか

三つの時点、三つの異なる力
時点まだできること問題が見つかった場合の代償
生産中生産を変更する最小 —— 管はまだ作られていない
生産後、積込前不合格にして作り直させる数日。そして工場が負担する
コンテナ積込時積込を拒否する工程が遅れる
仕向地到着時議論する運賃はすでに支払い済み
多くの買い手が積込時に検査を予約するのは、検査会社がそれを売っているからです。その前に予約しても費用は同じで、不合格が双方にとって安く済む最後の時点です。

要点を質問の形で

  • 私のロットにはどの原料ロットが入りましたか。樹脂メーカーの証明書を見せてもらえますか。
  • 私のロットの MFR と OIT の結果は、数値でいくつでしたか。
  • 水圧試験は 20 °C のものでしたか 80 °C のものでしたか。時間はどれだけですか。
  • 測定された最小肉厚は —— 平均ではなく —— いくつで、何点測りましたか。
  • カーボンブラックの含有量と分散は別々に報告されていますか。
  • 扉の前ではなく積込前に検査してよいですか。

出典と規格

よくあるご質問

自分の管に再生材が使われているかどうか、どう分かりますか。
見ても分かりません。メルトフローレートと酸化誘導時間を組み合わせれば、バージン樹脂にはない熱履歴が現れます。両方をロットごとに数値で報告してもらってください。ただし原料ロットへの追跡性がなければどちらもあまり意味を持たないので、樹脂メーカーの証明書もあわせて求めてください。
20 °C と 80 °C の水圧試験は何が違いますか。
20 °C の試験は約 100 時間で、そのロットが今、定格圧力を保持することを示します。80 °C の試験は高温で行い、50 年という前提の加速的な裏づけになります。設計寿命の主張を支えているのは後者であり、証明書から欠けていることが多いのも後者です。
なぜ一点ではなく六点で肉厚を測るのですか。
圧力等級が平均ではなく最小肉厚に依存するからです。平均では余裕をもって公差内でも、円周上の一点が薄ければその点が支配します。六点のばらつきは、押出ダイの芯出しの良否も教えてくれます。
第三者検査会社に依頼すべきですか。
立会いと写真という点では有用で、汎用チェックリストは梱包・数量・表示をよく押さえています。PE 固有の確認 —— 再生材の指標、複数点での最小肉厚、どちらの水圧試験を行ったか —— は通常、検査依頼書に書き込む必要があります。一般的なリストには入っていないからです。
検査に最適な時期はいつですか。
扉の前ではなく積込前です。費用は同じで、ロットを不合格にすることが工程遅延ではなく単なる不便で済む最後の時点です。コンテナでの検査では、積込を拒否する以外にほとんど手がありません。
管が扁平になって到着したら。
軽度の扁平は接合部で丸め直し治具により修正でき、コイル管では想定内です。積付不良による大きな扁平は積込の欠陥であり、コンテナが出港してしまうと商務的に取り戻すのは極めて困難です —— だからこそ三段階の積込写真は支払条件に入れるべきなのです。

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